もう随分時間が経ちました、
2010年10月に、「RAMP TOKYO」というグループ主催のイベント、「トーキョー・ハイパー・ファクトリー」にて、マスキングテープで壁面にゴブリンを描く活動を行いました。
音楽あり、映像あり、ダンスあり、そしてアーティストもいるというにぎやかなイベントです。
そしてさらにこのイベントは夜通し!
初めての徹夜パフォーマンスとなりました。
マスキングテープで描くこととは別に、大きな大きな廃工場ゴブリンを表しました。
またあらかじめつくっておいた、おぼんゴブリンやイスゴブリンを設置しました。
廃工場ゴブリンが現れ、夜になったらスタートです。
工場内から溢れ出る音楽の中、僕はただ描き続けました。
はしごを担ぎ移動しながら、たくさんの人、にぎやかな声を背中にして。
描いていく内にだんだんと時間の幅が消え、
生まれでるゴブリンとの距離も近くなり。
肌寒くなってきた空気の中、廃工場ゴブリンに見守られながら。
つくり続ける先には何があるのでしょうか。
こうして過去の作品を振り返ると、胸があつくなります。
過去へのフタはいつでも開けれるけど、閉めるときもあって、
そんなことしながら未来を見ることが、今はしてみたいです。
先は、未来よ!