彼はお酒に酔ったとき、よく僕に言ってくれました。
後輩達を前にして。
今は酔って浮かれているけれど、
この人は本当はすごい人なんだよって。
一年生の頃から活動の手伝いをしているんだよって。
石鹸ゴブリンを消しゴムゴブリンって間違えて言ってたんだよって。
そんな彼はこの夏、海外への留学に旅立ちました。
こんなこと具体的に言ってくれる彼が居なくなった今は、
僕は僕で、僕のこれまでや今、また未来を、
後輩に示し、伝えていくしかありません。伝えていきたい。
彼の言葉を自信を持って受け入れられる自分になりたい。
それに卒業した、お世話になった先輩達にも僕の成長した姿をみせたい。
僕の道を示してくれた筑波。この筑波の仲間のために。
お世話になってきた人たちのために。
僕のためにも、
がんばる。それしかない。