協働力
忍者にはなれませんでした。
なんと僕は仕事の勘がにぶいことか。
だけどそれが僕だとあらためて前を向けた日でした。
僕は想い、願う。
想いを伝え、人とその気持ちを共有する。
そのシンプルな目標に向かって共につくる。
よくあります。
共につくる人が僕よりもずっと作業ができること。
ビジュアル的な造形力の長けた人もいます。
本当に強く想いを持ってくれる人もいます。
僕は共につくります。
そういった過程を経てできたからこそ、強さを持った作品となるのではないかと思っています。
誰かに助けられながらじゃないとつくれない僕だから、ゴブリン制作は成り立つのかもしれません。
でもそれ以上に、ゴブリンという作品が多くの人の心に寄り添うちからを持っているから、この活動は成り立つのでしょう。
もちろん、想いを共にしてくれる人の存在があるから、このゴブリン制作が成り立っています。
トータルして、そういった制作を成り立たせることのできる「協働力」を持ったアーティストでいたい。
僕そのものでぶつかることが大切なのだと思います。
僕のつくる小さな作品などの、僕自信がはっきりと持つ「造形力」と、この「協働力」とのバランスは、これから考えていかなければいけないことだと思っています。