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2014年 12月 03日
『病院ゴブリン博士展—ケア×アートII』が始まりました
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この度、機会をいただき、昨日より筑波大学芸術系ギャラリー1階、2階にて、『病院ゴブリン博士展—ケア×アートII』という展覧会を開催しております。
主には、病院でのゴブリン制作活動の記録、またそれ以外のゴブリン制作活動の記録の展示になります。会期中には進行形で大きな壁画を仕上げていきます。また、現在展示されている写真に、その写真の活動に関するミニエピソードを徐々に添えていく予定です。会期が二ヶ月間と長いので、ゆっくりと育っていく展示にしていきます。ですので、最初の時期に来ていただいた方は中盤や後半にまた観に来ると経過が見えてより面白いかと思います。
会場には博士のデスクとワークショップスペースを用意しています。居れるときにはそのデスクで仕事を行います。ワークショップスペースでは、随時ゴブリンワークショップを行うことができます。出会えたら、是非一緒につくりましょう。展示の解説もいたします。この文面を書いている今も、通りかかった人との会話がありました。学系棟のバス停側、エントランスに位置したギャラリーなので、人通りが多そうです。2009年に行った病院の中での滞在制作を思い出します。今回は、それの大学バージョンだとも考えられます。
こうした個展のかたちでの展覧会は初となります。滞在形ではありつつも、展示がメインです。ワークショップ等とはまた違った緊張感を感じています。これからの二ヶ月間、何が起こるかとても楽しみです。
ご注意いただきたいことは、土日祝日が休館日だということです。もしその間に観に来たい方がいらっしゃいましたら、メール等でご連絡ください。可能であればご案内いたします。
これまでつくることに走ってきましたが、最近はそれらの活動を知ってもらうことの大切さを考えています。そんなタイミングで、本当にいい機会をいただけたと思っています。たくさんの人に観ていただたら嬉しいです。ご来場、お待ちしております。

以下展示の説明文と詳細情報になります。
(チラシ紙面に、ゴブリンの小さないたずらを発見してしまいました!お気づきになった方は、どうか温かい目で見ていただけたらと思います!)

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森羅万象に宿る妖精「ゴブリン」を提唱し、さまざまな地域で他者との関係性を構築しながら作品を制作する“ゴブリン博士”。ゴブリン博士こと小中大地は、大学3年時に初めてゴブリンを用いた作品「ガッコーゴブリン」(2005年)を制作しました。展示期間中、子どもたちから“ゴブリン博士”と呼ばれます。以来、国内外で物のみならず、山、人、空などからさまざまなゴブリンを産んできました。そのうち病院での活動を行うきっかけになったのは院内で2カ月間の滞在制作を行った「ゴブリン博士の病院ゴブリン」(2009年)でした。現在も小児病棟にて週に1度のワークショップを続けています。
 小中の活動は「ゴブリン」という親しみやすい媒介によって他者を引き寄せ、あらゆる物や場の魅力を引き出します。また病院で生まれたワークショップはどれも患者を起点に考え、単純な作業によって参加者の創造性を促すものです。こうしたワークショップで得られた達成感は、さまざまな人にとって生きる活力へとつながるのではないでしょうか。
 本展は、これまでのゴブリン博士の活動を一望するとともに、国内外の病院での活動を主軸とした作品を紹介いたします。会場にはゴブリン博士のデスクも設け、小中本人が時折滞在し、小児科の子どもたちと行っているワークショップも常時体験できます。

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『病院ゴブリン博士展—ケア×アートII』

会期=2014年12月2日(火)〜2015年1月30日(金)
会場=筑波大学芸術系ギャラリー
時間=9:00-19:00
休館日=土曜、日曜、祝日、12月23日(火)、12月27日(土)〜1月4日(日)、1月12日(月)
※休館日にご来場になられたい方は、
konakadaichi@gmail.com
までご連絡ください。可能であればご案内いたします。
主催:筑波大学芸術系社会貢献推進室、筑波大学芸術系齊藤泰嘉研究室
協力:病院のアートを育てる会議、筑波大学附属病院、筑波メディカルセンター病院
助成:文化庁 平成26年度大学を活用した文化芸術推進事業

by konakadaichi | 2014-12-03 11:14 |  病院ゴブリン博士展 | Comments(0)
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