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2009年 12月 31日
2009年のラストワーク
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ずっとずっと心の中にあったけれど手が付けられなかった作業、、卒業した先輩から依頼されていたお仕事があったんです。日々次々と起こる出来事に頭のメモリを合わせることで精一杯で、そっち側に気持ちを持っていくことができなかったんだ。そこにはきっと甘えもあったり。。


僕の今克服すべきおっきなものは自分への甘えだと思う。


忙しい時は仕方なくても、手が動かない時はあんましよくない。僕の中のウエーブが言うことを聞かなくて、勇気も足りなくて、一歩が踏み出せなくて。。その一歩で世界が変わるんだ。いつもそうで、気持ちを整理して、歯を食いしばって作業を始めたところから、胸が高鳴り、血が巡り、自分の命を感じる。僕は表現無しでは生きられないとまで感じる時もある。

昨夜はそれこそそんな夜。どうしても年内にはやりきりたかった先輩からの依頼の作業を、夜から今日の昼にかけて行い、
完成させました。一歩から始まり、世界が広がり止まらなくなり、嬉しさも止まらなくなりました。

べらぼうに遅くなってしまい、先輩には申し訳ない気持ちでいっぱいです。もっとセルフコントロールができる人間になりたい。甘えを減らし、もう少し大人になりたい。今年一年を振り返ってみても、やらかしてしまったーっ!!ってことが多々あり、この辺は完璧に明日から始まる来年への課題だなあ。先輩を始め、迷惑かけたみなさんごめんなさい。


ともかくおそらく今年最後の制作を終えて、ただ今山口に向かって新幹線に揺られています。
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by konakadaichi | 2009-12-31 18:27 | プレゼント | Comments(2)
2009年 12月 26日
ドコモ携帯で僕の作ったキャラクターがダウンロードできます。
日々たくさんのことが降り注ぐ中で頭がそちらにひっぱられて伝えなきゃいけないことがなかなか伝えられない自分に反省しています。実は数ヶ月前からドコモの携帯サービス「マチキャラ」で僕の作ったキャラクターがダウンロードできるのです。いつもながらインファメーションの遅れ、大変申し訳ないです。

*マチキャラとは、携帯電話の待受画面、メニュー画面などにユーザの設定したキャラクターを表示させるサービスの名称です。設定されたキャラクターは携帯電話画面上を動きまわったり、電話着信やメール受信などのイベントに応じて反応したり、成長させたりすることができます。(ドコモのwebより)

ただし、対応機種がけっこう限られています。ドコモの新しいシリーズ(N01A、F01A等)からの対応になります。旧シリーズ(905i、906i等)は非対応です。

ダウンロード方法です。「マチキャラ王国」で検索して出て来る同タイトルのサイトに行き、会員登録後、クリエイターの項目から「くらやみトリオ」を選択してください。あとはダウンロード実行で完了です。待ち受け画像もダウンロードできます。


「くらやみトリオ」というキャラクターを作りました。日々、イラスト、ゴブリン、絵本等、静止している造形ばかりを行っていたので、アニメーション表現は新鮮でした。自分の作ったキャラが動くのって純粋にうれしい!

こんな感じのキャラクターです。

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携帯の画面でちょこちょこ動き回ります。友達にダウンロードしてもらったんだけど、サイズ感覚とかかわいかった〜!けっこう小さいんです。画面では左上にいます。わかるかなあ。

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もし条件の合う方で興味のある方がいましたらダウンロードしてみてください!

そして今回のお仕事の関係者のみなさま、サイトでの紹介が大変遅れてしまい大変申し訳ありませんでした。
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by konakadaichi | 2009-12-26 03:15 | その他 | Comments(0)
2009年 12月 24日
「depositors meeting 7」に参加してきました。
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以前行われたディスカッション「cafe discasso」でお世話になったart&riverbankさんによるファイル展示企画「depositors meeting 7」に参加してきました。
さまざまなアーティストの作品ファイルを一同に集めて展示するという企画です。
僕もディスカッションの時に教えてもらい、ファイルを置かせていただけることになりました。


今日はその最終日で他の方のファイルを見に行ったのですが、その数の多いこと多いこと!
3分2くらいは見れたかな。
世の中にいる表現者の存在の多さを感じることができました。
つくばでぬくぬくと制作していた僕にとっては軽いカルチャーショック。
その中にとけ込んでいる僕の作品の存在ってどれだけ儚いんだろう。。

初めて会った人やこの前会った人と話ができたこと、楽しかったです。
この人はこんな表現をするんだ〜って出会ったその場で分かるのはこの企画のいいところ。
会話が生まれて新しい関係が生まれる。そしてまた新しいことが起これば嬉しいな。

speak aloneという時間が間にちょこちょこあり、いろんな人がちょろっと一人しゃべりしました。
僕もしゃべりました。なんともうまく言葉になりませんでした。
最近ぐんと人前でしゃべる機会が増えています。
不思議な力に試されている気さえするくらい。

そうそう!来月にもまたお話しをする機会を頂きました。
「第14回 茗渓・筑波グランドフェスティバル」というイベントの中で行われるシンポジウムにパネリストとして参加することになりました。
筑波大学のOB、OG、教職員、学生の交流イベントです。
詳細はまた後日お伝えします。
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by konakadaichi | 2009-12-24 03:09 | ≪その他美術関連活動≫ | Comments(0)
2009年 12月 23日
チャンスは必ず来る!!
昨日の朝はサッカーの試合でした。
決勝戦!
相手は社会学類!

激しい冷え込みでグランドは凍っでガチガチ、コンディションは最悪。例えるなら8割固まったコンクリートみたいな。

試合中はその影響でみんなごろんごろんこけまくりました。

前半が終わった時点では0−1で負けてました。
そしてハーフタイムが終わりグランドに進む選手達にむけてキャプテンが言葉を発しました。


チャンスは必ず来る!!(関西なまり)


みんなその言葉に鼓舞されていくぞー!!という気持ちになりました。名言がでたー!!まだ一点差ー!!よっしゃー!!いろんな言葉が出てきました。

だけど後半はさらに相手のペースになり、結果は0−3で負けてしまいました。

両足はコチコチの土でゴリゴリに削られてしまいました。


チャンスは必ず来るってこの言葉、試合後も頭に残りました。いい言葉だなと思いました。頑張ってて続けていればチャンスは必ず来る!!そう信じてこれからも活動を続けていきたいです。

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by konakadaichi | 2009-12-23 15:58 | ブログイラスト | Comments(0)
2009年 12月 21日
女子美でインタビューを受けてきました。
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女子美術大学のグループACP(アーティストクリティックプログラム)により発行される活動報告冊子『CLOSET』に僕のインタビューを載せてもらうことになり、今日女子美にお話しをしに行って来ました。
写真は去年の冊子です。


「世界からの信頼」というテーマのもと行われたインタビューでしたが、そこにあまり触れることができず、自分の制作に対する考えをしゃべくりまくって終わってしまったかんがあったところ、反省点です。

世界からの信頼、、僕には世界がどう見えているのか、世界からは僕がどう見えているのか。

僕の世界は狭いのかなあ。知り合いの関わっている展覧会やイベントがあるときくらいにしか東京に出ません。海外旅行は、今年授業で行った韓国が初めて。青春18切符での東北への旅もしたことありません。友達との飲みは大好き。友達との野球サッカー大好き。映画館よりもDVDが好き。電話が好き。おしゃべりが好き。実家が好き。友達が好き。

僕の世界の真ん中には人間がいるのかもしれません。

人間の表面には顔というものがくっついていて、そこの造形には興味があります。ちょっとしたバランスで印象がかなり変わってきます。これはくるくる発展すると僕の作り出すゴブリンなんかのキャラクター造形に関わってくるのかな。そういえば病院ゴブリンの中の1体が僕の友達そっくりな顔をしているんです。知らず知らずの内に友達の顔をインプットしてゴブリンに吐き出しているとしたらそれは素敵!例えばそんなゴブリンは、僕と、作品と、世界とのバランスがいい気がする。そこには世界からの信頼のカケラはありそうな気がする。

切り込み方は違えど、世の中にあふれている「モノ」を頼りに僕というフィルターを通して顔の付いた生き物、ゴブリンを生み出す行為は、世界からの信頼をシンプルにちょっとずつ獲得できることな気がします。その「モノ」が見る人に親しみのあるものだったらなおさら。病院で普段よく使うという軟膏チューブをモチーフにしたゴブリンを発見したお医者さんの喜びはストレートでした。そのお医者さんの世界からしたら軟膏ゴブリンは信頼できるものなのだと思います。それが集団になって、それが親しみのあるものばかりだと、その信頼はより一層だと思います。そういう意味でバッチリはまったのが、ガッコーゴブリンなのかもしれません。なんたって学校にあるものはほとんどみんな親しみを持っているもんね。

話しはもどって、僕の世界の真ん中にある人間、その中に僕にとって素直にあるのがコミュニケーションです。芸術とかなんとかいう前に、僕は人間に興味があり、人と話すことが好き。仲良くなることが好き。このコミュニケーションが加わるとゴブリンの魅力はアップします。僕と人の間にゴブリンがいて成り立つコミュニケーション。ゴブリンは僕と人の関係を近づけてくれて、僕と人でゴブリンを歩かせていく。成長させる。

僕と作品と人がいて成り立つウエハースチョコみたいな。


長くなりました。
まとまらないのですが、言葉にしたい衝動、言葉になりそうな予感がしたので記しました。

絵本の話しはまたいつか。

「世界からの信頼」、
気持ちのいい言葉です。
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by konakadaichi | 2009-12-21 19:43 | 《書籍掲載》 | Comments(0)
2009年 12月 21日
いつまでも終わらぬように歌ってやるぜ
俺たちの夢の時間よ、いつまでも終わらぬように歌ってやるぜ♪

この歌詞は僕のブログでもたまに登場するミヤケンさんのバンド、 Black One Neckの曲「Santa Panty」の中で歌われているものです。
僕よりも6っ個も歳が上の先輩の曲が、今でも僕たちの芸術のクリスマスイベントのメインテーマとして使われています。

そのクリスマスイベント、Santa Panty 09が昨日行われました。

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基本はバンドとDJ。あと、仮装か正装で来てくださいってお願いがあり、今年もたくさんの仮装が見られました。一年生がかなり頑張っていて嬉しかったです。

ペンキ人間
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おんぶで成り立つ雪だるま
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ゾンビの男女
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猫娘とこなきじじい
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夏のイベントに引き続き、バンドでも出演しました。
今回の僕たちのバンドでのコスチュームテーマがなぜかストリートファイターⅡということになったので、もう一つ仮装を用意しました。
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紫のパンツが僕、バルログというキャラ。爪は孫の手です!
一番右のやつはエドモンドホンダ。とかとか。


このようなイベントを作り上げることはとてもパワーのいることだと思います。
仕切ってくれてる人、出演者、来てくれるお客さんみんながいて成り立つものだと思います。
みなさんお疲れさまでした!

ミヤケンさんはじめ僕よりもずっと上の先輩が作ったイベントを、さらに僕よりも下の後輩が引き継いでいます。すごいことだと思います。筑波芸専の血が脈々と受け継がれているような。いつまでも終わらないように、いつまでも続くように、歌い続けていきたいです。歌い続けていってほしいです。

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しんのすけ写真転載ごめんね。問題あったら言ってください。
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by konakadaichi | 2009-12-21 02:29 | | Comments(0)
2009年 12月 18日
ひろがるひろがれ
病院ゴブリンをやって思ったことは、人との関わりのおもしろさ。
その可能性は無限大だと思う。
そういう考えに行き着く人は世の中たくさんいるんだろうけど、僕も同じくそう思った訳です。
人と関わることは、いろんなことを考えなくてはいけなくて、とてもパワーのいろこと。時に聞きたくないことを耳にしてしまったり、なんだかマイナスなこともあるだろう。
だけどだけど、
そんなんをひっくり返してさらに余るくらいのものをもたらしてくれることが感じれるようになってきました。がんばってる人の話を聞くと、僕もへなへなしてらんない!!って少しは思えるよ。悲しいときには話を聞いてくれるよ。あったかい料理を作ってくれるよ。

芸術という枠がどこからどこまでなんて分からないよね。そこは人によって差があると思います。
僕の場合は、「におい」で判断している気がします。
明確なものでなく、においという曖昧なもの。

僕にとって作品を表現することは、丸裸の自分を見てもらうようなもの。
そこにはかっこつけや嘘なんて存在してなくて、自分の素直な中身だけが頼り。これは僕にとっての表現の話し。
自分を磨くこと、豊かな人間になること、知識、経験、、作品にはそんな自分全てが影響を与えると思います。

なんだか今は、ふわふわといろんな経験がしてみたい。いろんな人の話が聞いてみたい。
昔はそういうのにどん欲じゃなかったけど、もう少し気楽にトコトコ歩いてみて、出会った人のことを知ってみたい。そんな勉強?がしたい。


今日は、エコゴロ本などのプロジェクトを手がける、「筑波大学環境コミュニケーションラボ」ってグループの集まりに行って来ました。エコゴロ本のイラストを描かせてもらったつながりです。
環境の深い話というよりは、プロジェクトを通して社会と関わりを持つためのやり方みたいな話がたくさんでした。頭の中では自分の作品の存在意義を社会の中に作ることなんかを考えていました。興味深かったです。
さらにそこで、筑波大学でユニバーサルソーラン(よさこいソーランがベース)を提案するサークル「筑波大学斬桐舞(きりきりまい)」を近年作った方に出会いました。キラキラした人と話をしてると、自分までキラキラしちゃう気がします。


筑波大学環境コミュニケーションラボのHP→
筑波大学斬桐舞のHP→


エコゴロ本サンプルの表紙はこんな感じです。
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by konakadaichi | 2009-12-18 05:34 | その他イラスト関連 | Comments(0)
2009年 12月 16日
頭がぐるぐる
僕の表現とはなんなんだろう。
モノを作ったり絵を描いたりすることなんだと思っていたのだけど、そこだけじゃない評価のされかたもしているようで、不思議おもしろい。
世界はずーーーーっと広いもんだと思っているけれど、足を踏み入れてみれば案外小さいのかなあ。そんな訳ないか。知らないんだ。知らないことは、時には恥ずかしいことで、時には大きな強みになる。それが若さなのか。
例えば僕の人格も表現なのか。
そうだとしたら僕に関わる人々は僕の表現に触れることになる。僕の表現を鑑賞したことになる。のか?
病院ゴブリンは、博士とか名のって何か手を動かしている僕、という飾りつけがうまくいったのかもしれない。飾りをまとった僕の人格と触れることが、僕の表現の中に入っていくこととなったと言えるのかな。飾りをまとった僕は最強(?)になったような気持ちになる。


たとえ表現がただモノを作る行為を越えて、コミュニケーションのような形にならない世界に広がりをみせたとしても、そこから再びモノを作ってみた時、感性的な部分がより満たされて挑めそうな気がする。人間と関わりを持てるようないろいろなみずみずしい経験もきっとそうで、表現者としての感性をいっそう磨いてくれそうな気がしている。

なんだか今夜は頭がぐるぐる。
ともかくそんな肩に力を入れず、媒体を気にせず、おおらかな気持ちで表現活動を行っていきたいなあ。
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by konakadaichi | 2009-12-16 03:23 | ≪日々のできごと・思ったこと≫ | Comments(0)
2009年 12月 15日
ディスカッションの様子
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今回は比較的興奮から覚める速度が速い気がします。いつもに比べたら。
だけどまだまだ頭の中は、cafe discasso...
ディスカッションに参加した僕以外の三人の方、すごかったなあ。

稲垣立男さんはさすが長い時間制作をしてきた人という感じ。
言ってること、やってることに説得力がありました。

橋本誠さんの言葉、すごく知的だったなあ。かっこよかったなあ。
僕もあんな風に言葉を使えるようになりたいです。

杉田敦さんは主に議論を回して頂いたんだけど、
迷走する僕の話をうまくフォローしてくれました。

そんな三人と議論できるなんて、すごい、貴重な経験をさせていただけた思っています。


今夜は友達の日記で流星群が見れると聞き、一人夜中の公園に行きました。
寒くて五分くらいしかいれなかったけど、その間に二つの流れ星が見れました。
最初のは視界の下の方に素早く短く流れていきました。
二つ目は視界の真ん中近く、太く、ゆっくりと流れていきました。
それが見れて、僕は満足して家に帰りました。
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by konakadaichi | 2009-12-15 04:21 | Café discasso | Comments(0)
2009年 12月 14日
Café discasso 報告
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ディスカッションが無事??に終了しました。

昨夜はディスカッション、その後のお話、帰路の電車、みんなでのご飯、と、ずーーーっとテンションが上がりっ放しでどうしようもありませんでした。
今日は昼のバンド練と夕方の友達と会う予定以外は、実家から届いた羽毛布団にくるまれて眠りまくるという、毎度のことながらずーーーんと下がった一日でした。

でも記憶が近いうちにということでブログに書こうと思いました。
理解しきれていないところもあるはと思いますので違うんじゃないのーって思われた方いましたらコメントください。

今、アートというものが、美術大学で教えられるような具体的な作品を作るという行為から、外れた部分にも広がりをみせている。そんな中、そのような部分に触れる作家活動をしている作家として、稲垣立男さんと僕が呼ばれ、東京文化発信プロジェクト室から、アート活動をプロデュースする立場として橋本誠さん、あとこの活動の企画者でもある批評家の杉田敦さんの、計4人でのディスカッションになりました。

緊張はそんなにしなかったのですが、前半は、少し話についていけないところもあり、大丈夫かなあなんて思ったりしました。
稲垣さんは歳もずっと上で、作品作りに対するブレがないように感じました。稲垣さんの行っているプロジェクトは、昨日聞いた話では、地域に入って行き、コミュニケーションを通してそこに居場所を作っていき、そこから何が作り出せるかをみんなから受け取ったものから考えていく。そして例えばにせものコンビニのような、「なにか」をそこに作っていくという活動を行っているようです。
その稲垣さんの活動は、今回のテーマにかなり近いです。
僕の場合は、具体的な作品を作るという行為が制作の始まりで長い間やってきて、ついこの間の企画、病院ゴブリンで初めて、場所に入っていき、そこで出会った人から受け取り、受け取ったものを作品に込めるという作業をしました。
そこで、やってみてはじめて、今回のテーマに近い可能性を感じたというところです。
ですので、その方向に対して考えた時間も他の人に比べると短く、そこに対する議論に頭がついていけない部分もありました。

だけど後半は、徐々に慣れて来て、いっぱいお話しすることができました。
僕の中にはアスパラガスの行っているワークショップ等のような活動を、ただのボランティアではなくて「アートプロジェクト」として世の中に認識してもらいたいという気持ちがあったのもあって、(もちろん自分の経験から感じたことでもあったのですが)アートっていうものは、魂をこめて行った行為全てになりうる可能性があるのではないかと話しました。
ただそこで杉田さんの方から、人間っていつでも気が張れている訳ではなくて、気が抜けた時間も多く、そんな時間に作り出された作品もアートって評価されることもあるよね、というような意見をいだきました。
そのとき、僕の口がぽかんと開きました。そういえば、自分でライトワークなんて名付けてる、だらだらとキャラクターを出し続けるという行為は、気が抜けた時間満載ではないか!その話を聞いて生じた矛盾は僕の立てた論理をすばやく破裂させました。
そのようなやりとりの中で、ときおり起こるお客さんの笑いに僕も嬉しくなりました。

後半はなんだか、
笑わせているような、笑われているような、
アーティストのような、ピエロのような、
不思議な時間でした。

最後の方の議論で、テーマのようなアート行為の意義を世の中に浸透させていくためには教育の段階が重要なのではということになり、どうあるべきかという話になりました。
そこで話の中に多く出て来たのは、「経験」という言葉でした。僕の場合は病院ゴブリンの活動を経験することによって、自分の中で肯定できるアートの幅がぐんと広がりました。人間との関わりのすばらしさを知りました。みんな病院ゴブリンやればいいんだ!なーんてそんな訳にはいかないですよね。
僕が思ったのは、アスパラガスはもちろんだけど、筑波大の授業の中にあるアートデザインプロデュース(ADP)のことです。今は学内ではだいぶ浸透して来ているようだけど、この授業は、人が人と関わって、成長できる要素をたくさん持っていると思います。稲垣さんが生徒を連れて現場に行き、町の人と関わりを持たすという行為と近いと思います。
強引だけど、ADPを履修する必要のあるカリキュラムにしてみたり。あとは、そのような活動ができるよう、授業数へのゆとりがあればな。なーんて思っていいました。
そこを経験した人間が増えれば、世の中はもっとよくなるんじゃないかな。そんなことを気がついたらしゃべっていました。

長くなってすみません。
初めてのディスカッション、普段人前で喋ることの少ない僕には新鮮な経験でした。
一緒にディスカッションした方々はもちろんのこと、あの場所で知り合った多くの人々と、これからこれからどんな風に繋がっていけるのかなと思うとワクワクします。
呼んで頂いた杉田さんはじめ、この企画を支えてくださっている方々、聞きに来てくれた方々、みなさまどうもありがとうございました。

最初のイラストは、病院ゴブリンのポートフォリオを作る際にパーっと描いたイラストです。
これこそライトワーク。
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by konakadaichi | 2009-12-14 04:03 | Café discasso | Comments(4)