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2016年 07月 16日
本日から始まる、はじまりの美術館(福島県)の企画展「オソレイズム」に参加します
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本日(7/16)より福島県猪苗代町の「はじまりの美術館」にて開催される企画展「オソレイズム」に出展作家の一人として参加します。
先月現地で制作した作品を、今週美術館職員の方々に展示していただきました。搬入中に現地の写真を何度か送っていただき確認のやり取りをしていく進め方でしたが、スムーズに設置することができたと思います。それも美術館職員の方々に的確に動いていただいたおかげです。とても暑い中ありがとうございました!
僕は単独で活動をすることが多いので、こういったかたちで複数の作家さんとともに美術館に作品を展示できる機会は新鮮です。どのような反応があるか楽しみです。

はじまりの美術館は、障がい者支援のための福祉法人安積愛育園が運営母体となっている美術館です。
築130年の酒蔵「十八間蔵」を改修してつくられた建物は、古くからの建材と新しく組み入れられた建材が合わさってできていました。とても居心地が良かったです。

9月にはこの場所でワークショップイベントを開催する予定です。

展示期間は長く、11月までとなります。
どうぞよろしくお願いします。
もうすぐ初日の開館時間です!

はじまりの美術館
http://hajimari-ac.com/


〓〓〓〓〓 以下展覧会詳細(はじまりの美術館facebookページより)〓〓〓〓〓


【お知らせ】次回展「オソレイズム」

今週末の7月16日(土)からは、
企画展「オソレイズム」を開催いたします!

何かがいそうな気配、そこはかとなく漂う雰囲気、
ものごとに対する印象・イメージ、
さまざまな感情、考え、想い。

それらはモノとしてカタチはないけれど、
たしかにそこにあって、私たちの毎日に強く作用しています。

その中でも、今回は「オソレ」に着目します。

オソレ、恐れ、怖れ、畏れ……。
様々なオソレをかたちにする作家9組の作品を
紹介することを通して、
目には見えないけれどそこにあって、
私たちの生活に様々に影響するものの持つ力について、
再認識する試みを行います。
そして、私たちに備わる生きた想像力が
目覚めるきっかけとなることを願います。

また会期中、
たくさんの展覧会関連イベントも開催いたします。
ぜひ、この夏ははじまりの美術館へお越しください!

■出展作家
小津 誠
金子富之
鎌田紀子
神林美樹
久保寛子
小中大地
齋藤陽道
魲万里絵
山際正己

■会期
2016年7月16日(土) - 2016年11月7日(月)

■開館時間
10:00 - 18:00

■休館日
火曜日(火曜が祝日の場合は翌水曜休館)

■観覧料
一般500円、65歳以上250円
高校生以下・障がい者手帳をお持ちの方及び付き添いの方(1名まで)無料

■主催
社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館

■後援
福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ(申請中含む)

■協力
オハラ☆ブレイク実行委員会、社会福祉法人愛成会、社会福祉法人更生慈仁会青松ワークス、社会福祉法人やまなみ会やまなみ工房、新潟市美術館、日本財団、ボーダレス・アートミュージアムNO-MA



たくさんのモノであふれる私たちのくらし。
一見すると、世界の全てはモノだけで出来ているかのようです。
何かがいそうな気配、そこはかとなく漂う雰囲気、
ものごとに対する印象・イメージ、
さまざまな感情、考え、想い。
それらはモノとしてカタチはないけれど、
たしかにそこにあって、私たちの毎日に強く作用しています。

本展で取り上げるのは「オソレ」です。
オソレは時に私たちの想像力をかきたて、
この世ならざるものに姿を与えます。
死後への恐れが死者を蘇らせ、
自然災害への怖れが荒れ狂う洪水を龍となし、
荘厳な大自然への畏れは神を宿し、創造された姿は、
また別のオソレを引き起こし、時に物語りになります。

それらの姿は、理由がわからないことに対する根拠づけや、
時代の映し鏡になっているとともに、想像の機会が減り、
柔らかさや寛容さを失いつつある今日の社会に、
何かを訴えているようでもあります。

本展は、様々なオソレをかたちにする作家9組の作品を
紹介することを通して、
目には見えないけれどそこにあって、
私たちの生活に様々に影響するものの持つ力について、
再認識する試みです。
私たちに備わる生きた想像力が目覚めるきっかけと
なることを願います。

by konakadaichi | 2016-07-16 09:59 | Comments(0)
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