一昨年度より継続している、岩手県遠野市の一日市(ひといち)商店街での「ひといちゴブリン」活動を今年度も実施します。イベント名は「ホップでひといちゴブリン!with遠野緑峰高校」です。
三年目の今回、僕は現地に行けなかったので、地域のみなさまが中心になっての実施になります。僕はつくばより、画像データ作成などの後方支援に関わりました。
岩手県遠野市はホップの産地として有名です。
今回は、ホップのつるから和紙を作る研究を続けている遠野緑峰高校草花研究班のみなさまにご協力いただき、「ひといちゴブリン」をレイアウトしたホップ和紙のランプシェードとしおりを制作します。
またランプシェードは制作後、商店街のディスプレイに活用させて頂きます。(しおりはお持ち帰りできます)
先日(1/9)には、高校生たちが一日がかりで事前準備(木枠の色塗り作業や組み立て講習)に取り組んでくれたそうです。
これまでも一緒に企画をつくってきた松田松林堂の松田さんには、企画をとりまとめていただいています。
本番はいよいよ明日(1/14 日曜日)です!
つくばより、イベントの成功を願っています。
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昨年までの活動について、松田さんによるfecbook記事より転載させていただきます。
「【ひといちゴブリンとは?】
ポスターが出来上がりました。賑やかに周りを囲んで応援しているのが「ひといちゴブリン」です。
「ゴブリン博士」こと筑波大学の小中大地さん監修・御指導のもと、遠野中学校の一日市商店街活性化チームと一緒に、2015年2016年に制作しました。
生徒達にはまず商店街のお店を1軒ずつ訪ね、その店の歴史や店主の生業への想い、商店街の実情を聞き取ることから始めてもらいました。
その学びと感じたことを背景に、目には見えないけれどそのお店にずっといて、見守ったり応援してくれるような存在を形に表すとしたら…と中学生それぞれが一生懸命考え作ってくれたものが「ひといちゴブリン」なのです。
こうして生まれたゴブリン達には、1つ1つ名前や性格などのプロフィールもあります。当日はそれらも展示して皆さんに見て頂きたいなと考えています!」
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協力:
岩手県立遠野緑峰高等学校
遠野市
遠野みらい創りカレッジ
株式会社シオン
協同組合ノッチアート遠野
一日市商店街のみなさま ほか