「石見銀山ゴブリン展」が島根県大田市大森町で開催されています。
会期中ですが、展示風景を少しご紹介します。
僕は搬入を終えてから会期二日目に、島根を出て茨城に帰ってきています。
展示期間は次の日曜日(2/14)までの予定ですが、もっと長く展示していてほしいという声もあるようです!
ともかく確実にオープンしているのは日曜日までですので、お近くの方は、よかったら足を運んでいただけたら嬉しいです。
一番下の写真の作品は「要石(かなめいし)ゴブリン」です。(ワークショップイベント参加者作品)
要石は、銀鉱石から銀を取り出す過程で使っていた道具のひとつ。
石見銀山大森郵便局内に展示してあった実物の要石の上に乗せて写真を撮らせていただきました。
この、物のそばにいる、その物に宿る小さな妖精をつくるイメージは、10年前の「ガッコーゴブリン」に持っていたものと変わっていません。
茨城県の友部小学校での展示のために僕ひとりの手でつくられるかたちで始まったゴブリン制作が、今、島根県の石見銀山でこの地に住むの人たちの手によってつくり出され、展示され、たくさんの人たちに見てもらっていることが、少し不思議で、そしてとても幸せです。
土日のお天気が心配ではありますが、残りの期間もよろしくお願いします。